秋を楽しむ
読書の秋。11/18にブックスキューブリック箱崎店で行われた角田光代さんのトークイベント「角田源氏とタラントと」に行くため、源氏物語を初めて読んでみた。(タラントは読んでいた。)
イベント日時まで日にちがなかったので分厚い上・中・下の3冊を駆け足で読む。(今思えば角田訳は読み易い方らしく、初めて読むのに正解だった。)
著名人たちの源氏物語についての話と訳者あとがきも掲載されていて、それが面白かった。源氏没後の話、宇治十帖は女性に人気と書いてあって、確かにそっちの方が面白く感じた。(だけど物語の世界観としてその前の話があってこそという感じ。)
なるほど源氏物語を一回読んでおくと、現代のものでオマージュされてるものがある事に気付いたり、他のその時代の物語を読む事の抵抗が無くなる。漫画「あさきゆめみし」も読みたくなった。
当日のトークイベントは西南大学の生徒さん達が来ていて、質問鋭く、面白かった。最後の質問コーナーも。いつも思うけどああいう時に言葉にできて質問できる人すごい。
あと初めて角田光代ご本人を見たけど、小柄で、少し前に「ツリーハウス」を読んでいたのでこんな小さな人があんな骨太のお話を書いていたとは・・・と驚いた。
角田源氏についてのページ↑本の装丁も綺麗。
ツリーハウスの内容についてのわかりやすい解説↓
ノンフィクション大賞の発表をTVで見かけた。
大賞をとった「目の見えない白鳥さんとアートを見に行く」と候補にあった「ソ連兵へ差し出された娘たち」を読んでいた。
どちらも他の人に勧めたくなる本だったので納得〜と思った。特に「ソ連兵は〜」は当時の満洲の事を良く知らなかったので政府の政策で始まって〜の歴史が知れてその点でもよかった。もちろん内容も。その後読んだ「ツリーハウス」にも繋がった。
Yahoo!主催だったんですね。2022年ノンフィクション大賞のぺージ↑
この数日ですごく寒くなってもう冬のような感じですが、イラストは秋の散歩を楽しむ銀杏たちです。周りに落ちているのは中の硬い実の外側部分です。(あの匂いの原因だそう!)
※12/2 リンク先追加しました。
0コメント